選挙情勢調査データ 沖縄県知事選に関する調査(第2回)(沖縄県知事選挙) ~調査詳細内容~

定点調査

沖縄県知事選 投票意向は国政の与野支持層で二分も、序盤は玉城氏が先行
沖縄県知事選に関する調査(第2回)(沖縄県知事選挙)

この調査結果はリサーチコムがメディアに発表したオリジナル調査です。
本調査へのリンクはフリーです。データを転載・引用する場合は、リサーチコムの調査であることを明記してください。

~ 調査の詳細 ~

9月13日に告示を迎えた沖縄県知事選。全国から注目を集める中、電話調査サービス「リサーチコム」が9月15日(土)から17日(月)に実施した電話調査に選挙ドットコムが取材で得た情報を合わせて情勢を探りました。調査は9月15日(土)〜17日(月)に沖縄県内の25,000世帯を対象に架電し、電話応答のあった11,974世帯のうち1,100人から回答を得ました。

調査実施日:2018.09.15(土)~17(月)

調査概要:沖縄県知事選挙

調査地域:沖縄県

有効回答数:1,110

設問数:5問

調査対象(コール数):25,000

【調査内訳】
 不在等無応答:7,875
 留守電:5,151
 電話応答後すぐ切断:10,717
 途中まで回答:147
 有効回答:1,110

有効回答率:4.4%

電話調査 スクリプト内容

 <第1問 どの政党を支持していますか?>

支持政党別に見ると、ふだん国の政治で「自民党を支持している」「公明党を支持している」と回答した人のうち8割弱が佐喜真氏への投票意向を示しているほか、自民・公明両党と同様に佐喜真氏を推薦する「日本維新の会を支持している」とした人の約半数が佐喜真氏への投票意向を示しています。 一方、立憲民主党や国民民主党、社民党、共産党を支持すると回答した人では9割以上が玉城氏への投票意向を示しています。 また、ふだん国の政治で「支持する政党はない」と回答した人では、佐喜真氏が支持を伸ばしたものの、玉城氏が幅広く支持を集めています。


<第2問 安倍内閣を支持しますか?>

「あなたは安倍内閣を支持しますか?支持しませんか?」と聞いたところ、「支持しない」34.6%、「どちらかと言えば支持しない」29.7%となっています。8月時点での調査と同様に、沖縄県内では全国平均と比べて安倍政権への支持率が低くなっているのが特徴的です。


<第3問 普天間基地の移設に賛成ですか?>

米軍普天間基地の移設問題に関して、「辺野古への移設に賛成ですか?反対ですか?」と聞いたところ、「反対」41.6%、「どちらかと言えば反対」24.1%と反対との回答が多くなりました。一方で「賛成」23.3%、「どちらかと言えば賛成」10.9%となっており、沖縄県民の中でも意見が割れている様子が見られます。基地移設問題は、県知事選で重視する政策として最も多くの方があげているだけに、選挙戦での各候補の態度によっては、結果に大きく影響しそうです。


<第4問 どの政策を重視しますか?>

「あなたはどの政策を重視しますか?」と聞いたところ、8月25日(土)に行った調査に引き続いて「普天間基地の移設への対応」と回答した人が最も多く、47.1%にあがりました。「景気・雇用」15.7%、「医療・福祉」14.1%、「地域の活性化」12.6%と続きますが、基地問題への関心の高さがうかがえる結果となりました。


<第5問 どの候補を応援しますか?>

沖縄県知事選には立憲民主・国民民主・共産・社民・自由・社大各党などが支援する前衆院議員の玉城デニー氏(58)、自民・公明・維新・希望の4党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)のほか、元那覇市議で琉球料理研究家の渡口初美氏(83)、元会社員の兼島俊氏(40)の無所属新人の4名が立候補しています。 電話調査の結果に選挙ドットコムが取材で得た情報を加味したところ、佐喜真氏は8月の調査時点から手堅く支持を広げているものの、玉城氏が幅広く浸透し、先行しています。渡口氏、兼島氏の支持は広がっていません。ただ、15日〜17日調査時点から投票日の30日までは2週間ほどあることから、情勢が変わる可能性もあります。 今回の調査は投票日よりも約2週間前となる15日(土)から17日(月)にかけて行われましたが、選挙ドットコムが取材で得た情報も加味したところ、投票する候補をまだ決めていないとする人の割合が、一般的な選挙と比べて少なくなっている様子が見受けられました。 過去に選挙ドットコムとリサーチコムが実施した新潟県知事選に関する電話調査では、投票日の1週間前時点で約2割が投票する人を「まだ決めていない」としていましたが、沖縄県知事選では「まだ決めていない」とする人は調査時点で1割以下となっている様子です。投票日まで約2週間ある中で態度未定者が非常に少なく、これまでにない傾向と言えます。 30日の投票日に向けて各陣営とも、国会議員が応援に駆けつけるなど激しい選挙戦が展開されています。序盤は知名度の高い玉城氏がリードする展開となっていますが、今後の佐喜真氏の知名度の浸透や、期日前投票の結果などを含めて検討すると、情勢が後半にかけて変化する可能性もあります。


<性別>



<年代>








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